グローバル人材育成推進事業

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文部科学省の「グローバル人材育成推進事業」に、愛知県立大学が申請していたプロジェクトが採択されました。

今回の文部科学省事業は、国公私立大学を対象に、若い世代の「内向き志向」を克服し、グローバルな舞台に積極的に挑戦し活躍できる「人財」の育成を図るため、平成24年度新たに予算措置がなされ、大学教育のグローバル化を目的とした体制整備の取組みに対して重点的に財政支援するものです。全国129の国公私立大学から152件の申請があり、42大学(42件)が採択されました(東海3県では本学を含め2校のみ)。

愛知県立大学では、外国語学部が中心となり「学士課程における発展的留学制度を通したグローバル・キャリア育成プロジェクト」がスタートします。本構想では、外国語学部学生の60%以上が単位修得を伴う海外留学を経験するという目標を設定した上で、留学前→留学中→留学後のプロセスを、グローバル人材を育てる一貫した発展的教育過程としてとらえ、各段階で必要な能力を育てる体系的なプログラムを実施します。

このプログラムにより、卒業時までに「高度な英語能力を含む複数の外国語運用能力」を身につけさせるだけでなく、国際教養(日本の歴史や文化を含む)、プレゼンテーション・スキル、情報リテラシー、コミュニケーション力、異文化適応力、課題発見・解決力、マネジメント能力といった7項目の基準をクリアする「グローバル・キャリアに必要な普遍的能力、素養を持った人材」を育成していきます。

愛知県立大学は、本プロジェクトの推進を通じて、多言語・多文化を専門的に学べる外国語学部の強みと地域社会の教育的資源を生かしながら、地元企業や自治体、NPO/NGO、海外協定大学とも連携しつつ、国際社会だけでなく「地域社会のニーズ」に応えるグローバル人材を育てていきます。

「グローバル人材育成推進事業」構想概要

「グローバル人材育成推進事業」における本学の構想概要をPDFでご案内しています。
※日本学術振興会のWebサイトへのリンク