トップページサイトマップ贋作の部屋甲骨文字(贋作)2

資料名甲骨文字(贋作)2 右に「庚申ト{南+殳}」、中に「貞勿作」、左に「賓」とある。あわせて
「庚申にト(ぼく)し、{南+殳}が貞(と)う。賓をなさざらんか」とある。
「{南+殳}」は貞人の名で、「賓」はある種の祭り。庚申の日に占いを
して、{南+殳}という名前の貞人が、「賓という祭りをすべきかどうか」
とおうかがいをたてたもの。

これと内容および文字の配置が同一の拓本(→ こちら)が『商周
甲骨文総集(一)』にある。 本資料は拓本に似せて刻した贋作の典型。
資料記号z2jff02
文字/言語漢字/漢語
材質/形態亀甲
重さ3.6g
大きさ縦31mm、横37mm、厚さ4mm
管理/所蔵古代文字資料館/個人蔵