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『13-14世紀のモンゴル文書』(1895)


資料名Documents de l'epoque mongole ロラン・ボナパルト公の『モンゴル時代の文書』 (内題には「13-14世紀の」とある)。 緑色に金文字が施されたハードカバーの豪華本である。 ハードカバーに印刷された厚紙が挟みこまれている。 最初に説明文があり、その後に資料の拓本などが続く。 資料としては先ず居庸関東壁と西壁の拓本(全体)がある。 次に居庸関の個別の拓本が続く。漢文、西夏文、ウイグル文、 パスパ字蒙古文がある。
 次にパスパ字漢文の聖旨碑拓本が3枚。パスパ字蒙古 文の聖旨碑拓本が1枚。ウイグル字蒙古文の聖旨紙本の写真2 枚。
 最後に古銭と私印の写真がある。パスパ字銭、アラビア字銭、 ウイグル字蒙古文銭が合計15種。パスパ字私印が2種。
 なお、写真で示したように、「説明文」は別刷りの小型冊子としても 添付されている。
発行期日1895年
発行者Prince R.N.Bonaparte
大きさ縦56cm×横37.4cm
頁数55×37cm大の用紙が24枚
管理/所蔵古代文字資料館/吉池孝一蔵


表紙


小型冊子


本体