資料名 | ウージー銭 |
清朝下の西域で作られた貨幣で「紅銭」と総称されるものの一つ。 ウージー(烏什)で鋳造されたもの。裏面(画像右)には右にアラビア 文字、左に満洲文字が記されている。アラビア文字部分は「ウージー」 に当たるはずであるが、よく読めない。満洲文字は「uši」とあり、一般の 漢字表記「烏什」と一致する。特に「ši」は満洲語の表記には 通常用いられず(「si」で足りる)、漢語音節(ピンインのshi)の 表記に見えるものである。したがってこの地名の満洲文字表記は 漢字の発音を表記したものと考えられる。 |
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資料記号 | amz2k01 | |
文字/言語 | 漢字・満洲文字・アラビア文字/漢語・ウイグル語 | |
材質/形態 | 銅/穴銭 | |
重さ | 4.4g | |
大きさ | 直径25.04mm、厚さ1.51mm | |
管理/所蔵 | 古代文字資料館/個人蔵 |