トップページサイトマップ50音順文字索引満洲文字>康煕通宝

資料名康煕通宝  清の康煕年間の貨幣。表には漢字で「康煕通宝」とあり、
裏には各地方鋳造局の略称とその漢字音が満洲文字で
記されている。ただし宝泉局は満洲文字のみの表記で
漢字は記されていない。
 この他に2・3の鋳造局が存在するらしい。また下に掲げ
た中には重複があるが、満洲文字の書体がやや異なる。
配列は順不同である。
 満洲文字は左から順に、廣(guwang)、福(fu)、桂(gui)、
雲(yūn)、原(yuwan)、昌(cang)、蘇(su)、漳(jang)、
臨(lin)、東(dung)、宣(siowan)、河(ho)、浙(je)、同(tung)、
薊(gi)、寧(ning)、陝(šan)、[宝泉](boo ciowan)、
江(giyang)、陝(šan)、廣(guwang)、江(giyang)、臺(tai)。
 なお、最後の一枚(背臺)は贋作。詳細はmz2kff01を参照。
資料記号mz2k02
文字/言語漢字・満洲文字/漢語
材質/形態銅/穴銭
重さ4.5g(「背雲」による、大きさも)
大きさ直径27.80mm、厚さ1.29mm
管理/所蔵古代文字資料館/個人蔵