満洲文字を知る
(1)満洲文字とは何か?

(2)満洲文字の構造

(3)満洲語について

(4)満洲語の文献

(5)無圏点満洲文字

(6)文字表

(7)基本参考文献

(8)モンゴル語を記した満洲文字

(9)漢語を記した満洲文字---1.文献




(6)文字表

 ここでは二種の文字表を紹介します。一つはMöllendorff, Paul Georg von(1892) A Manchu Grammar, with Analysed texts, Shanghai.に載ったのもので、 現代の満洲語研究者はほとんどがこのメレンドルフ式のローマ字転写を採用しています。 (「古書」のコーナーにもう少し大きな画像があります。クリックして下さい。)


 もう一つは、河内良弘著『満洲語文語文典』(京都大学学術出版会、1996年)に示された 文字表です。こちらも転写の方式はメレンドルフ式ですが、現代満洲語の音価などが付され ています。なお、最後にある「特殊子音字母表」は漢語語彙など本来の満洲語にない音声を 記すための文字表です。



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