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topics母語話者数世界第2位の言語

スペイン語は世界的に重要な言語の一つで、ヨーロッパのスペインの他、中南米のメキシコ、グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ、パナマ、キューバ、ドミニカ共和国、プエルトリコ(注:アメリカ合衆国の自由連合州)、ベネズエラ、コロンビア、アルゼンチン、ペルー、チリ、エクアドル、ボリビア、パラグアイ、ウルグアイ、それにアフリカにある赤道ギネアの計21カ国でで公用語として使われています.

さらに、英語圏として知られているアメリカ合衆国では、スペイン語を使う人々がフロリダやカリフォルニアなど南部の州に多く、スペイン語は外国語として最も学習者数が多い言語です.

その他、フィリピンでも歴史的にスペイン語が重要な地位を占めています.このようにスペイン語は公用語として使われている国の数や使用人口の多さから、国際連合を始めとする、国際的な機関での公用語ともなっています.

SIL International の2013年のデータ(Ethnologue: Languages of the world, 17th edition)によると、母語話者人口第1位の言語は中国語で11億9730万人、そして
第2位がスペイン語で4億1410万人、第3位は英語で3億3510万人とのことです.

スペイン語教育とスペイン語圏文化の普及のための機関「セルバンテス協会」が2016年に発表した最新データでもスペイン語の母語話者数は4億7200万人で依然として世界第2位です.また、世界中で2100万人がスペイン語を学習しているとのことです.

出典:Instituto Cervantes (2016) "El español: una lengua viva Informe 2016"



ネットで最も使われる言語として世界第3位


これも上述のInstituto Cervantes (2016) "El español: una lengua viva Informe 2016” からのデータです.2015年11月現在、ネットで最も使われる言語の占める割合ですが、第1位は英語で25.9%、第2位は中国語で20.9%、そして第3位がスペイン語で7.6%です.話者の多いスペイン語はネットの世界でも膨大な量の資源を有しています.