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オープンキャンパスでよくある問い合わせにお答えしますtopics

Q.スペイン語はまったくやったことがないのですが大丈夫でしょうか?

A.スペイン語圏専攻のカリキュラム全体は、スペイン語を今までまったく勉強したことのない人を対象に作られています.授業にまじめに参加し、復習・予習をおこたらず、長期休暇にも自分なりの学習を続ければ、ちゃんとした基礎を身につけることができます.
 
 1年生はみな同じスタート地点に立つことになりますので、高校までの成績順位など気にすることなく、新たな気持ちで勉強を始めて下さい.


Q.授業は全部スペイン語で行われますか?

A.全部ではありません.会話(入門レベルから)や中上級レベルの作文を担当する二人の外国人専任教員と数人のネィティブ講師の授業はスペイン語で行われます.日本人教員の一部の授業でスペイン語で行われるものもあります.


Q.スペイン語会話はある程度できるので文法的なことをしっかり学びたいのですが、それは可能ですか?

A.「スペイン語文法」の時間があります.効率的に外国語を学ぶには文法的知識が役に立つので日本人教員担当の授業では文法の説明があります.  

 また、スペイン語がある程度以上できると専攻で認定されれば、1年次のスペイン語科目を飛ばして、上の学年の科目を履修することができます.1年次のその科目の単位数は、3・4年次に履修する科目で必須以上に履修することで同じ単位数を補うことになります.


Q.第二外国語ではどんな言語が学べますか?

A.英語、ドイツ語、フランス語、ポルトガル語、ロシア語、中国語です.英語以外は初級からです.スペイン語が初めて学ぶ言語なら、第2外国語の授業は英語を選択し、さらに磨きをかけることを奨めます.新しい外国語を二つも同時に始めると二年目が大変です.卒業後は、外国語学部出身者は、専門外国語の他に英語が出来て一人前とみなされます.

 なお、諸地域言語という学部共通科目として以下の言語も開講されています.平成30年度はカタルーニャ語、アラビア語、ベトナム語、デンマーク語、イタリア語、オランダ語、インドネシア語、ギリシャ語、ラテン語、タイ語、韓国朝鮮語、日本手話が開講されています.

 2014年度以後入学のスペイン語圏専攻の学生は必要に応じてカタルーニャ語やポルトガル語を2年次からエクスプレス・カタルーニャ語を、3年次からエクスプレス・ポルトガル語として履修することも可能です.


Q.スペイン語の他に英語も学べますか?

A.「第二外国語」と言われる授業を受講することが卒業のために必須で、その中で英語を選択することができます.これにはネイティブの先生による授業も含まれています.

 3・4年次のスペイン語圏専攻や外国語学部共通科目の授業で、英語の文献を読まなければならないこともあります.この他、英米学科の授業を受講して卒業必須単位に算入できるものもあります.


Q.英語の教員免許を取ることはできますか?

A.スペイン語圏専攻では、中学校・高等学校のスペイン語の教員免許状を取得できるようになっています.英語の教員免許状は、スペイン語圏専攻の授業の他に、余分に英米学科の授業を受けることにより取得が可能です.

 自分の専門の勉強に加え、英語と教員免許のための勉強もする必要があり、かなり大変ですが、がんばれば不可能ではありません.なお、中学や高校の英語教師になっている本学スペイン語圏専攻卒業生は数多くいます.


Q.留学での単位認定制度はありますか?

A: あります.ただし、そのための手続きや守るべき規則、いくつかの条件があります.留学前の事前申請が必要不可欠なので、大学が実施する留学関係のガイダンスなどに出席し、情報収集をする必要があります.


Q.単位認定はスペイン語圏の大学だけですか?

A: 単位認定とは、他の大学で履修してきた科目を愛知県立大学で開講している科目の単位として認定することを意味します.スペイン語圏の大学でなくても、スペイン語圏専攻で開講している科目を取ってくれば、単位認定の可能性があります.

 例えばアメリカの大学で「ラテンアメリカの歴史」という科目を取った場合、スペイン語圏専攻が開設している「ラテンアメリカ史」という科目の単位として認定可能です.

Q.留学するための条件は?

A: 私費留学と公費留学で異なります. 

1)
私費:私費なら自分の意志とお金があれば条件はありません.本学での手続きには事前準備がしっかりとできている必要があります.  

2)
公費:政府や団体から奨学金を得て留学するのを公費留学といいます.条件はそれぞれのケースごとに異なっています.多くは、留学先で研究するテーマについての計画書の審査や語学の試験があるので、それまで本学においてどれだけ勉学に力を入れたかが問われます.今まで、日本学生支援機構、ロータリー財団、メキシコ交換留学生などの公費を得て留学した学生がいます.

3)
本学の留学助成:協定大学へ一年間未満行く場合、学内選考により先方の授業料免除の制度があります.また、外国語学部の優秀学生への留学助成制度で、スペイン語圏専攻では留学で優れた成果を上げた学生に帰国後助成金を授与します.


Q.私費留学にかかる費用はいくらぐらいですか?

A: 行き先によります.スペインか中南米か、飛行機代も季節によって異なります.生活費は日本にいても必要ですから余分な出費と考えなくてもいいでしょう.中南米なら日本と比べると比較的安い生活費ですみます.授業料も、本学と同程度か安い場合がほとんどです.

 留学のための休学が認められれば、休学期間中は本学の授業料は免除されます.


Q.卒業後にスペイン語を使うところへ就職できるでしょうか?

A. 全員できるとは言えません.しかし、スペインや中南米に駐在員などで在住(していた)の卒業生がいます.スペイン語圏以外の海外にも会社などから派遣されて滞在したり、出張したりしているのを見ると、多くの企業は、スペイン語力そのものより、スペイン語という一つの外国語を習得したことと異文化と接するすべを獲得したことを重視しているようです.

 また、卒業後も勉強を続けることによって通訳や翻訳で生計を立てている人もいます.近年の例では、メキシコの自動車産業で通訳として在学中にインターンシップをおこなっている(いた)学生もいます.


Q: 社会人入試のスペイン語のレベルは検定で何級程度ですか?

A: 競争試験なので、どの程度のレベルということはありません.習得している語彙や文法規則などの基礎的知識が確実なものかどうかを見ます.基礎がしっかりしていればその上に積み上げることができるからです.