2004年４月８日付「おろしゃ会」ニュース

日露戦争１００年を記念した『松山の記憶』公刊

おろしゃ会前会長平岩貴比古氏の論文を掲載

昨年１２月に松山で行われた市民フォーラムで、おろしゃ会の第３代会長平岩貴比古氏（現京都大学大学院）は松山と名古屋における日露戦争時の捕虜収容所の比較をおこなった。この点については、新聞でも紹介され、本ホームページ上でもすでに紹介したが、この度、その発表が『松山の記憶』と題する一冊の本として公刊された。平岩氏は名だたる研究者たちと肩をならべ、卒業論文を一層深めた論考「名古屋と松山の収容所比較」を寄せている。また著者略歴紹介では、愛知県立大学・ロシア研究サークル「おろしゃ会」元会長と明記してあり、喜ばしい気持ちを禁じ得ない。県立大学図書館の蔵書としてもぜひ購入しておきたいと考えている。

『松山の記憶』の表紙

 

目次（平岩氏の論文は第４章）