2007年2月10日付「おろしゃ会」ニュース bQ9


鳥山さんの企画したコンサート


愛知県立芸術大学大学院の鳥山頼子さんが企画したコンサートが開かれます。彼女からのメッセージを掲載いたします。

 

「第一回あいちの未来を紡ぐ!コンサート」ご案内 鳥山頼子
 
おろしゃ会関係者のみなさま、こんにちは。
愛知県立芸術大学大学院生の鳥山頼子です。私は今年の1月に修士論文を提出し、この春大学院を修了することとな
りました。修士論文では、プロコフィエフの作曲したバレエ《ロミオとジュリエット》の作品研究についてまとめま
した。
それはさておき、今回は加藤先生のご厚意により、この場をお借りして私の出演するコンサートについてご案内をさ
せていただきます。2007年3月8日(木)に、愛知県芸術劇場コンサートホールにて、愛知県文化振興事業団の主催
により「第一回あいちの未来を紡ぐ!コンサート」が催されます。詳細は別紙のチラシの通りですが、私は第1部
「再発見!!日本近代音楽ことはじめ」というプログラムでナビゲーターとして出演します。
このプログラムは、愛知県立芸術大学の音楽学専攻の学生と一緒に私が考えたものです。45分程度の短いプログラム
ですが、滝廉太郎および山田耕筰の作品と、彼らに影響を与えた外国の作曲家の作品を聴き比べていただくという内
容です。日本の近代音楽を創造した滝や山田が、ドイツなど外国の芸術音楽を手本として作曲をしていたことはよく
知られています。山田はまた、ロシアの作曲家スクリャービンの音楽からも大きなインスピレーションを受けていま
す。今回のコンサートでは、そんな山田とスクリャービンの音楽も生演奏で聴き比べていただくことができます。演
奏は愛知県立芸術大学大学院の学生です。私はナビゲーターとして簡単な解説をする予定です。このプログラムを通
じて、聴衆のみなさまには日本近代音楽の歩みについて新鮮な発見をしていただけると信じております!
3月という忙しい折ではありますが、ご興味をお持ちの方はぜひお越しください。チケットは、チケットぴあ他プレ
イガイドでお買い求めいただけます。多くのみなさまのご来場を心よりお待ちしております!

 


3月8日コンサートのチラシ

 


チラシの裏の鳥山さん略歴


中日新聞2007年2月10日夕刊より