2007年6月13日付「おろしゃ会」ニュース bR0


Фестиваль Российских Кинопроизведений


おろしゃ会・第8回ロシア映画上映会

こんにちは!おろしゃ会です。おろしゃ会とは、ロシアの文化や言語など、ロシアについて学ぶサークルです。今年度初めてのロシア映画上映会を行います。今回上映するのは、『チェブラーシカ』と『石の花』です。

6月13日(水)

H201教室 

午後1時〜午後3時

 

チェブラーシカЧебурашка

 

チェブラーシカシリーズは、1967年に出版されたE・ウスペンスキーの児童文学を原作として、ロマン・カチャーノフがコマ撮りで作成したアニメーション映画です。1969年から1983年にかけて4本の短編が作られました。今日上映するのは、第2話「チェブラーシカ」(1971年)、第3話「シャバクリャク」(1974年)、第4話「チェブラーシカ学校へ行く」(1983年)の三本です。

チェブラーシカは、南国からオレンジ箱に入ってやってきた猿とも熊とも似て非なる不思議な動物。フラフラしていて、すぐにバッタリと倒れることから、チェブラーシカ(バッタリちゃん)と名付けられました。優しい声と思いやりに満ちた表情が魅力的。ソ連時代から人気のキャラクターです。

石の花 Каменный цветок

 

 

映画には、ウラル地方の民話という副題がついています。「石の花」はプロコフィエフの作曲でバレエにもなっていて有名。石工として修行中のダニーラは、山の女王の愛を拒んだため、山に閉じこめられ、巨大なクジャク石(マラカイト)で石の花を作る作業を強いられます。それを新妻エカテリーナ(カーチャ)の深い愛情と勇気によって救い出されるという話です。


DVD付録の解説書のコピーを以下に掲載します。

 

 

 

エカテリーナ・アレクサンドロヴナ・ジェレーヴシチコワ(1929〜) カーチャ役

 

 父親は東洋学研究所出身の知識人であったが、1934年「人民の敵」としてソロフキの収容所に入れられ、10年余を経て、その地においてチフスで死亡。母親は、子どもたちを守るために再婚し姓を変えた。193910歳のとき、「個人的な出来事」でデビュー。1999年に連邦の功労女優に列せられた。

http://www.rusactors.ru/d/derevschikova/index.shtml