2001年5月31日付「おろしゃ会」ニュース
シェフチューク参事官の講演会
5月17日木曜日、愛知県立大学主催の学術講演会第一弾として、ロシア連邦大使館のレオニード・シェフチューク参事官の講演会が行われ、学内外から多数の聴衆が集まりました。内訳は、学生30人教員14人学外者16人です。「21世紀における日露関係」という演題の下、参事官は30年間にわたる対日外交の経験を踏まえ、率直に日露関係のあり方を語って下さいました。おろしゃ会会報次号に平岩くんの記事が載る予定。参事官は、講演会の前後に「おろしゃ会」部室に立ち寄られ、会員たちと親しく懇談され、色紙に記念の言葉を遺してさわやかに県大を後にされました。
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部室におけるシェフチューク参事官
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学長室に表敬訪問、机上に日露の国旗 講演会でのシェフチューク参事官
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講演会後部室にて色紙に揮毫
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第二回おろしゃ会映画上映会 Второй ФестивальРоссийских Кинопроизведений
おろしゃ会・第2回ロシア映画上映会が5月30日(水曜日)B103教室でおこなわれました。今回は「ソ連・ロシア児童映画のむかしといま」と題して、50年代・90年代にそれぞれ撮影された作品2本を上映しました。『虹の世界のサトコ』はリムスキー=コルサコフのオペラをもとに、お伽話などの映画化で知られる特撮の巨匠プトゥシコが監督。一方『こねこ』は猫好きにはたまらない、サーカス大国ロシアならではの好作品で、日本でも評判になったものです。
@13:00〜
『虹の世界のサトコ』Садко(1952年/ソ連・モスフィルム製作)
監督:A・プトゥシコ
原作:K・イサエワ
音楽:N・A・リムスキー=コルサコフ
☆1953年ヴェネチア映画祭銀獅子賞受賞作品
― 90分<感想>
カルチャーショックでした。あの時代の映像技術の最先端をいくもので、今見てもその鮮やかさは衰えがないように思われました。(英米学科:鈴木)A14:30〜
『こねこ』КОТёНОК(1996年/ロシア・モスフィルム製作)
監督:I・ポポフ
脚本:I・ポポフ/A・マリヤモフ
☆文部省選定映画・(財)日本動物愛護協会推薦
― 84分<感想>
あまりの可愛さに、私も猫を飼いたくなりました。誰か猫を下さい、トラ猫がいいです(同上:鈴木)
私が時々トラ猫になりましょう!(加藤)当日の参加者はのべ30人ほどで、フランス学科の林先生、国文学科の福沢先生も足を運んでくださいました。狭い教室での上映会でしたが、盛況のうちに終えることができたと思います。
☆ 今回の企画は、日本文化学科3年平岩貴比古が担当しました。