Arqueología de Teotihuacan, México
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2000年、ピラミッド西側において住居と/または行政地区と思われる建築群の調査を始めた(N5W1の複合体6と呼ばれる)。ピラミッドに非常に近いその位置が、月の広場の建造物の周辺環境と活動を理解するため、この建築複合体の機能を知りたいという興味をかきたてた。 |
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私たちが発掘した住居複合体は保護観光地区にある。調査の始めに複合体の遺構を覆っていた瓦礫と植物を取り除く必要があった。いくつかの場所において写真で見られるように、時間の経過と共に覆われてしまった1960年代のものと思われる以前の調査の跡を発見した。 |
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建築複合体はパティオの周りにある四つの主要なプラットフォームで構成されている。この場所での調査はまだ準備段階ではあるが、建物の部屋を区切る壁を発見することができた。また、プラットフォームの床面に盗掘の証拠である穴も発見した。発掘出土品はこの場所の近くに黒曜石の工房があったことを示しているが、建築複合体の社会的機能はまだ知られていない。 |
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