トップページサイトマップ50音順文字索引満洲文字>ヤルキム銭

資料名ヤルキム銭 清朝下の西域で作られた貨幣で、紅銭と総称されるものの一つ。
裏面(画像右)には右にアラビア文字、左に満洲文字が記されている。
ヤルカンドで鋳造されたもの。アラビア文字部分は「Y'RKND(=yarkand)」
と読むことができ、ウイグル語でのこの地の呼び名「ヤルカンド」である。
満洲文字は「yerkim」とあり、ウイグル語とは音形が異なり一般の漢字表記
「葉爾奇木」とよく合う。
資料記号amz2k02
文字/言語漢字・満洲文字・アラビア文字/漢語・ウイグル語
材質/形態銅/穴銭
重さ4.5g
大きさ直径24.73mm、厚さ1.76mm
管理/所蔵古代文字資料館/個人蔵