トップページサイトマップ50音順文字索引契丹文字>遼静安寺契丹文磚額拓本

資料名遼静安寺契丹文磚額拓本  長田夏樹氏旧蔵拓本の一つ。遼静安寺契丹文磚額の拓本であるが偽作とされている。 最初に偽作としたのは、「大遼大横帳蘭陵郡夫人建静安寺碑拓本」を紹介(1935年のこと)した こともある山下泰蔵氏であるらしい。劉鳳[者羽](1979)は当該拓本 の銘文によって偽造品であることを証する。このあたりの経緯については西田龍雄(1982)に詳しい。なお、西田龍雄(1982)の復刊として 『アジア古代文字の解読』(中公文庫,2002年)がある。
参考文献:
・島田好(1936)「遼静安寺契丹文磚額」『書香』83.
・劉鳳[者羽](1979)「静安寺契丹文磚額為贋品説」『民族研究』1979(1).
・西田龍雄(1982)『アジアの未解読文字』東京:大修館書店.
(文責:吉池孝一2013.8.13)
資料記号q2p01
文字/言語契丹小字/契丹語
材質/形態紙/拓本
行数/字数右1字、左1行/行6字
大きさ縦36.5cm、横36.5cm
管理/所蔵古代文字資料館/長田家所蔵