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受験のための英語の勉強からの脱却

英語

2013.12.26

 外国語学部に入学した学生で、一番よく聞く不満、特に英語を専攻言語としない学科・専攻の学生にとっての不満は、受験勉強をしていた高校の時が一番英語ができたが、大学に入ってからは、英語の実力が落ちる一方であると。これはある意味で、正しい。それは、確かに英語を勉強する時間が圧倒的に減っているので。ただし、もうあの頃の時間も気力もないというのが正確なところだと思います。当時は、入試のために興味のない文章を一杯読んで、いやいや単語や熟語を覚えていたことでしょう。しかし、大学生になってからも、これを続けることは並大抵ではないはず。

 そこで、お薦めするのは、勉強のために英語を学ぶのはやめましょう。それよりも、英語の実力を伸ばしたいのであれば、自分の興味のある分野を英語で学びましょう。必ずしも、学問分野である必要はありません。サッカーが好きなら、英語で見てみましょう。推理小説が好きなら英語で読んでみましょう。ドラマが好きなら、海外のドラマを見てみましょう。そして、これらを自分の1週間のスケジュールに入れて、生活の一部としましょう。そうすれば、勉強しているのでなく、好きなことをやっているので、長続きしますし、知らずうちに英語の能力も伸びます。