トップページサイトマップ50音順文字索引パスパ文字>四体字銅錘

資料名四体字銅錘 元朝・元貞元年(1295年)の竿秤(さおばかり)用の銅製の
錘(おもり)。これは最大計測重量25斤の竿秤に用いられる
1斤の錘である。形は扁平の六面体で上部に方形の取っ手(鈕)
がある。六面体の正面中央(画像左)には漢字で「元貞元年\
大都路造」とある。裏面中央(画像右)には、右に漢字で「二十五斤秤」、
左に漢字音を記したパスパ文字で「一斤錘」とある。側面(拓本の両端、
右→左の順に読む) にウイグル文字モンゴル語で「qorin(二十) tabun(五)」
「badman(斤) deng(秤)」とある。アラビア文字(拓本の中央)が記された
部分もあるが内容は検討を要する。
資料記号apuz2201
文字/言語アラビア文字・ウイグル文字・パスパ文字・漢字
/ペルシャ語?・モンゴル語・漢語
材質/形態銅/錘(おもり)
重さ515g
大きさ全高93.65mm、底幅52.40mm
管理/所蔵古代文字資料館/個人蔵