ホーム | 入り口ホール| 展示室2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |補足のﾍﾟｰｼﾞ | 辞書のﾍﾟｰジ
調査と研究 | 参考文献 | 発掘成果の公表 | 都市考古学 | 特別展示
ベルナルディノ・デ・リベラ修道士
彼は、サンフランシスコ修道会のスペイン人宣教師であり、およそ1499年にサアグンに生まれた。テノチティトランの崩壊から8年後、ベルナルディノ師はヌエバ・エスパーニャに降り立った。彼はヌエバ・エスパーニャ内にある町や村などの各地において修道院や学校を創設し、またそこで働いていた。しかし（ベルナルド師が）サアグンの情報提供者と呼ばれたナワ族の長老達が提供した情報を編集したのはトラテロルコやテペアプルコ、メキシコ・シティである。その情報とは、計り知れないほど貴重なもので、彼（ベルナルディノ師）の偉大なる著作である『ヌエバ・エスパーニャで起きた出来事の概史』の土台作りに役立った。もう一つのナワ族における資料集は、フィレンツェとマドリッドの古文書の中で部分的に含まれている。現代版は断片的なものではあるが、古代メキシコの慣習や歴史を世間に知らしめるためにベルナルディノ・デ・サアグン師が行った大変な業績を悟らせるものである。彼の著作（1953年版）の中では使用していなかった原文のリスト−"祭儀、聖職者、神々の衣装"（1958年）、"ナワ族における20の聖なる賛美歌"（1958年）、"テノチティトランの経済生活"（1961年）（日本語訳：古田真梨）
