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オルメカのマスク

M·sacara olmeca photo  この異彩を放つ品(遺品)は、約3000年前につくられた。オルメカの影響を受けた地域であるゲレロ、オアハカ、プエブラに隣接する場所で生まれたと見られている。マスクの高さは10.2cm。顔上部にVの字型の割れ目があるという特徴に加えて、ジャガーを彷彿とさせるオルメカ芸術の典型的な顔立ちをしている。アステカの人々は、このマスクの芸術品としての価値を明らかに認めていた。作成されてから2500年後になって、高い評価を受けた作品の一つとして、奉納物20に埋葬された。このマスクがアステカの手に渡った経緯は、代々受け継がれた遺産という説から、ある平凡な農民によって偶然見つけ出されたというものまで、最も多様な解釈の余地がある課題である。(日本語訳:丹羽悦子)


Ultima modificación: 31 de Mayo, 2000
Museo del Templo Mayor, Instituto Nacional de Antropología e História, México.
Seminario #8, Centro Histórico, Cuauhtémoc, México, D.F. 06060
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