イベントレポート

2014年6月16日 学外機関と連携した公開授業『国際会議の現場』を実施しました。

2014.06.17

■ 学外機関と連携した公開授業『国際会議の現場』

開催日時6月16日(月)14:30-16:00
開催場所B207

6月16日(月)4時限の「多文化社会とコミュニケーション」(担当:小池教授)は、「国際会議と文化理解」をテーマに、2名の外部講師を招いて「公開授業」として行われました。

2014年11月にESDユネスコ世界会議(ESD=Education for Sustainable Development)が名古屋市で開催されることから、世界中から多数の国の代表団が集まる国際会議を「多文化間のコミュニケーションの場」としてとらえ、文化理解の重要性について考えました。前半部は、様々な国際会議の準備、運営に携わってきた川義満さん(愛知県庁環境部、ESD世界会議支援実行委員会)が講師となり、生物多様性条約など具体例に触れながら、国際会議の議題をめぐる各国の対応の違いと文化的背景や、宗教や食事の配慮など、様々な視点から「文化理解の場」としての国際会議について解説しました。

後半部は、プロ通訳者として国際会議、商談、観光ガイド、イベントなど様々なシーンで通訳を務めている加藤美貴子さん(本学OG)が、通訳者の仕事内容、必要な知識や能力、相互理解を進める上での心構えやタブーなどを話し、最後に「通訳という仕事を楽しむ」という姿勢の大切さを指摘しました。

授業の履修者48名に加えて、それ以外の学生も13名聴講し、終了時刻ぎりぎりまで質疑応答が続くなど、学生たちの関心の高さがうかがえました。

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