
「manaba(まなば)」を活用した指導で、セルフマネジメント能力を伸ばします。
大学での学習は、高校までと違い、授業の選択から自分でひとつひとつ決めていかなければなりません。自分の強みと弱みを知り、目標に向かって弱点を克服するために、その方法を考え計画・実行することが求められます。
また、大学生生活では、勉強だけでなくサークル活動やボランティアなどさまざまな経験を積み、充実した時間をすごすためには、時間管理をしていく必要があります。
このように、自分自身の生活全体の管理・調整する能力を「セルフマネジメント能力」といいます。これは大学生活だけでなく、社会で活躍するためにも大変重要な能力です。
セルフマネジメント能力を伸ばすために、「グローバル人材プログラム」では、「manaba(まなば)」を活用した指導を行い、学びの質を高めます。
manabaとは?

manabaは、インターネットを使ったポートフォリオシステムです。ポートフォリオとは、自分自身の学習過程を記録し、保存するものを指します。manabaにあなたの学習計画と学習成果を記録することで、自身の成長をふりかえり、次の課題を見つけだす助けになります。これを続けることで、学習をセルフマネジメントする力(自律学習能力)を身につけることができます。
さらに、manabaを利用すると、大学外からもクラス担当教員に質問したり、共に学ぶ仲間にアドバイスを求めたり、留学している友人の声を聞くなど、双方向コミュニケーションによる学習ができます。
manabaの基本的な機能
- ポートフォリオ機能
- 授業での配布物、授業で提出したレポート、自分が集めた資料や下書きなどを蓄積できる
- コース機能
- 履修しているクラスの課題を提出したり、教員や他の学生とコミュニケーションをとりながら学びを深めることができる
- コミュニティ機能
- サークル活動や、同じ趣味・目標を持つ人たちとコミュニケーションができる
manabaを使ってできること
友達と、先生と、世界とつながる、バーチャルな学びの場

- 学習計画を立て、進捗状況をチェック!
- 例えば「次の夏休みまでにTOEIC700点を目指す」と目標を決めたら、それにあわせて学習計画を立てます。manabaに計画をアップして進み具合を記録し、うまくいった点やそうでなかった点をチェック。この経験を生かして、次回にはよりうまくいく方法を考えてチャレンジする、この繰り返しによって格段にセルフマネジメント能力がつきます。

- 将来のキャリアプランや就職活動に活用
- manabaで大学生活の記録を蓄積していけば、自分の強みと弱み、興味の方向性が明確になり、就職活動にも活かせます。

- 先生やクラスメートへの相談
- manabaを利用している授業では、授業外の時間でも、先生やクラスメイトにアドバイスを求めたり、意見をやりとりすることができます。

- 留学している県大生とのプロジェクトワーク
- iCoToBa開講科目「リサーチ・発信プロジェクト」、「学生共同プロジェクト」では、留学中の県大生と、manabaを使ってやりとりし、アンケート調査やインタビューを通してプロジェクトワークをします。

- 音声や動画記録で外国語でのパフォーマンスをチェック!
- manabaには文書だけでなく、画像、音声、動画などのファイルもアップできます。外国語のスピーチやプレゼンテーションも保存できるので、自分の成長をさまざまな観点から見ることが可能です。

- レポートのピア・フィードバック
- manabaにアップしたレポートをクラスメイトが読み、たがいにコメントを書くことができます。これらのコメントを取り入れて考察を深めることは、読み手を意識した文章を書く訓練にもなります。

- 共通の趣味・目標を持つ仲間とのネットワークづくり
- manabaでは、サークルや共通の趣味を持った仲間とグループをつくり、自分たちの活動を発信して交流することができます。
留学中もmanabaを活用できます!
留学中に見つけた小さなできごとや出会いもmanabaにどんどんアップできます。
