グローバル人材プログラムとは

留学も含めた一貫プログラムで、
グローバル化社会で必要とされる能力を養成します。

「グローバル人材プログラム」は、文部科学省の助成を受け、2013年4月から外国語学部でスタートする新しい教育プログラムです。

このプログラムでは、学部の専門の学修に加えて、海外留学を組み込み、留学前・留学中・留学後の各段階で、グローバル化社会で必要とされる能力を養成する体系的な授業科目を提供しています。留学後には、インターンシップや協定大学と連携した学生共同プロジェクト等を実施し、行動できる力を身につけていきます。

さらに 「グローバル人材プログラム」では、専攻外国語にプラスして、もうひとつの外国語能力を身につける「複数言語運用能力養成」を目指しています。

複数の外国語を学ぶことは、単にそれらの言語でコミュニケーションがとれるようになることを目的としているわけではありません。このことによって、多様性を受け入れる態度をはぐくみ、広い視野から物事を考えることができるようになります。

「グローバル人材プログラム」、国際社会や外国にルーツを持つ人が多く住む地域社会で活躍するための基礎力をで学びます。

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グローバル人材プログラムの概要

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いま、社会で求められる能力

社会で活躍するためには、どのような力が求められているのでしょうか。経済産業省が発表した「社会人基礎力」では、「前に踏み出す力(主体性・働きかけ力・実行力)」「考え抜く力(課題発見力・計画力・創造力)」「チームで働く力(発信力・柔軟性・規律性・傾聴力・情況把握力・ストレスコントロール力)」が、必要だとされています。これらの基礎力は、グローバル人材プログラムの留学前後のプロジェクトワーク型学習やインターンシップで鍛えることができます。

「グローバル人材プログラム」でめざすこと!

能力・知力

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高度な語学力
  • 複数の外国語の運用能力を持ち、少なくともひとつの言語では、チームやパートナーと協力して仕事を完成できる。
  • 相手の考えを正確に理解し、自分の考えを相手に的確に伝えることができる。
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国際教養
  • 日本の社会や文化に関して、相手に正確に伝えることができる。
  • 諸外国の歴史、文化、宗教、習慣、ルールなどについての知識がある。
  • 国際プロトコル(礼儀作法、やりかたの手順)やマナーの心得がある。
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プレゼンテーション・スキル
  • 日本語と外国語で、聞き手や目的に応じて、効果的なプレゼンテーションができる。
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情報リテラシー
  • さまざまな情報源から、適切に情報収集ができる。
  • 基本的なコンピュータソフトを使いこなし、情報セキュリティについての知識がある。
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広義のコミュニケーション能力
  • さまざまな文化背景を持った人と意思疎通を図りつつ、信頼関係を築くことができる。
  • 他者に働きかけ(発信力)、話し合いを通じて合意形成ができ(対話力・交渉力)、必要な関係を作る(ネットワーク構築力)ことができる。
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異文化適応能力
  • 文化の多様性を受け入れ、いかなる環境でも適応できるタフなマインドを持っている。
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課題発見・解決力
  • さまざまな文化背景を持った人と意思疎通を図りつつ、信頼関係を築くことができる。
  • 他者に働きかけ(発信力)、話し合いを通じて合意形成ができ(対話力・交渉力)、必要な関係を作る(ネットワーク構築力)ことができる。
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マネジメント能力
  • 文化の多様性を受け入れ、いかなる環境でも適応できるタフなマインドを持っている。

態度・資質

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グローバルかつ、グローカルな視点
  • 国際社会の動きだけではなく、日本における地域社会との関連を意識したグローカル(global+local→glocal)な視点を持ち、多文化共生社会に関心を持っている。
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主体性
  • 常に問題意識を持ち、主体的に考え判断し、行動できる。
  • 自分で計画を立て、自身をコントロールしながら、目標に向かって行動できる。
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積極性とチャレンジ精神
  • 考えるだけでなく、実行に移すことができる。
  • 初めてのことでも自ら構想し、周りに働きかけ、積極的に関わるチャレンジ精神を持っている。
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協調性
  • チームをつくり、さまざまな価値観を持つ人と意思疎通を図りながら協働できる。
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責任感・倫理観
  • 自らの行動に責任を持ち、周囲からの信頼を得る。

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