イベントレポート

2014年6月23日 2014グローバルキャリアセミナー(第2回)「外交官への道」を開催しました。

2014.06.24

■ 2014グローバルキャリアセミナー(第2回)「外交官への道」

開催日時6月23日(月)16:10-17:00
開催場所iCoToBaラウンジ

6月23日(月)16時10分からiCoToBaラウンジにて、外務省大臣官房文化交流・海外広報課長の髙田真里さんをお招きし、本年度第二回グローバルキャリア・セミナー「外交官への道」を開催しました。現在、外務省職員の中で愛知県立大学の卒業生は5名おり、全員が在外公館で活躍中です。

参加した学生からは、外務省の具体的な仕事内容、外交官を目指した理由、求められる能力や外国語スキル、勉強の仕方、仕事で辛かったことや嬉しかったこと、さらには、髙田さんが中国の専門家でもあることから、日中関係の今後など幅広い質問が出され、予定時間をオーバーして活発な質疑が行われました。髙田さんは一つ一つの質問に丁寧に回答し、入省時点で必要なのは高度な外国語能力よりも、外交官としてずっと働きつづけられる「適性」である点を指摘しました。その上で、試験対策として、大学で履修した方がよい授業(後で役立つ)、試験勉強のコツ、答案の書き方などアドバイスされました。外交官といっても基本は人と人とのつながりであり、誠意をもって人と接し、心を込めて仕事に取組むことが大事だと述べられ、学生たちは真剣に耳を傾けていました。

最後に、髙田さんから「最初からあまり進路を絞りすぎず、いろいろな網、アンテナを張っておく」「しかし、決めた後はそこに集中して徹底的にやる」「私は~が好き!と言えるものを持つ」「勇気をもって一流の人と会ってみる」というアドバイスがありました。特に最後の点については「社長さんであっても、本当に一流の人は、たとえ学生であっても拒むようなことはしない。自分の経験から言っても一流の人と話をすると人生が変わる。多少勇気は必要だがぜひ会って話してほしい!」と熱く語られたのが印象的でした。

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