2014.07.16
■ 名古屋国際会議場見学
開催日時 | 2014年7月7日 |
開催場所 | 名古屋国際会議場 |
対象 | 学内 |
2014年7月7日に名古屋国際会議場での研修を行いました。11月に開催される「ユネスコESD世界会議」の会場であり、同会議のボランティアとして活動を予定している学生を含め約40名が参加しました。
まず、国際会議室で館長の中谷務さんより、名古屋国際会議場の概要・歴史についてご説明があり、国際会議を誘致するメリットについて、とくに近年、国家戦略にもなっている「MICE(Meeting, Incentive tour, Convention, Exhibition)」に触れながらご講義いただきました。国際会議には様々な業種が関わっているため経済効果が高く、また人や物の交流が盛んになることで、地域が活性化するとのお話で、学生たちからは「これほどの経済波及効果を生むとは知らなかった」と驚きの声があがりました。講義の後、国際会議室横の同時通訳ブース(6カ国語に対応)に入らせていただき、実際に通訳者の席に座るなどして国際会議の臨場感を味わい、貴重な体験をさせていただきました。
さらに、名古屋市内最大級のコンサート会場として有名な「センチュリーホール」を案内していただきました。同時通訳ブースを完備し、座席を机に変えることができるなど、コンサートだけでなく大規模な国際会議にも対応できるそうです。
最後に、二国間交渉の場、あるいはVIPの控室として使用される貴賓室の見学も許されました。
参加した学生たちは、普段は決してできない貴重な体験の連続に感動するとともに、知らなかったこと、想像もしていなかったことをたくさん学ぶ機会となり、国際会議を支えるという仕事に関心が沸いたという声が数多く聞かれました。
なお、今回の研修にあたっては、名古屋国際会議場のスタッフの皆様に大変お世話になりました。この場をかりて御礼申し上げます。
(写真提供:名古屋国際会議場)