プロ通訳者として活躍されている加藤美貴子氏を招いて講演会を開催しました。外国語学部生、教職員、一般参加者148名が出席し、熱心に耳を傾けていました。

前半は通訳者に求められる資質、実際の仕事内容、これまで加藤氏が携わった仕事の経験談について講義形式で聞きました。経験を積むことが次の仕事に繋がることや、学生のうちに積極的にボランティア通訳などに挑戦することが大切だとメッセージを送りました。また、通訳になるには、高い外国語力はもとより、日本語能力、専門知識、気配りや身だしなみ、そして自分を売り込む能力の必要性を語りました。後半には通訳トレーニング法を実践し、瞬発力を要する通訳の仕事の難しさを体験しました。

講演終了後には、多くの学生が加藤氏に質問をする姿が見られました。参加者数は予想を大きく上回り、通訳という職業への関心の高さが伺えました。