研究活動・報告

愛知県立大学高等言語教育研究所の研究活動・報告

 愛知県立大学高等言語教育研究所では、言語研究、文化・社会研究も含む学際的な研究として、外国語としての言語教育についての研究を促進し、本学での言語教育の達成レベルの向上、効率化をめざすため、以下の活動を行う。

従来の「言語研究会」(外国語学部教員並びに卒業生により1995年4月~2008年3月開催)を発展させ、非常勤講師も含む外国語科目担当者が集まり、研究発表からなる「言語教育研究会」を定期的に開催する。
時に他の資金によって外部講師を招く公開講演会とし、また言語教育・言語研究を専門とする大学院生も含めた研究会とする。

本学専任の各教員やグループ(あるいは学外研究者との共同研究)によって行われている言語教育に関する研究についての情報及び成果の収集と共有化を図る。
言語教育に関する研究の例としては、授業編成(カリキュラム)、教材、シラバス、テキスト編纂、教授法、学習法、CALL・AV機器活用法、能力測定法、外部検定試験利用法、他大学での先進的な外国語教育、海外協定大学語学研修プログラムについての検証などが想定され、広くは、言語教育の基礎となる言語、文化・社会研究も含み得る。毎年の研究成果を一覧として報告書に掲載する。

本学の各学科専攻言語科目群のデータベース作成、リソース化に着手する。これは、新カリキュラム実施の際に、各学科専攻言語科目群のレベル別目標の明文化、シラバスの整備とウェブ上での公開、教材開発、教育法改善に繋がる作業である。
授業で使用した教材(テキスト、プリント、音声テープ、DVD等)については、できる限り現物を本研究所の室に保管し、教員間で自由に閲覧できるようにし、今後の教材開発、非常勤講師への提案等に資するようにする。データベースは、外国語授業で使用した教材等を、科目別、段階別、対象年次別等で検索できるようにする。

2014年度の活動実績

過去の実績